ご当地そばについて
2023/02/05
「ご当地そば」と聞いて、どのようなものを思い浮かべますか?
ご当地そばとは全国各地の気候・風土に合わせ、その土地ならではの製法や食べ方で味わうそばのことです。
より美味しくそばを食べるために工夫した結果、それぞれの土地柄を表す多彩で魅力的な料理になり人気を集めています。
日本三大そば
数あるご当地そばの中でも、日本三大そばと言われる「岩手県のわんこそば」「長野県の戸隠そば」「島根県の出雲そば」は有名です。
今回は、この3種類のご当地そばについて簡単に説明していきます。
わんこそば
わんことは、木地椀のことを指します。
一口大の温かいそばを掛け声とともにお椀に放り込み、それを繰り返し満足するまで少量ずつ味わうそばです。
わんこそばには「お客さんに茹でたてのそばを味わってほしい」という、おもてなしの心が込められています。
戸隠そば
有名な信州そばの中でも戸隠そばは「一本棒・丸延ばし」と「ぼっち盛り」という、伝統的な特徴があります。
・一本棒・丸延ばし...一本の麺棒を使用し、そば粉を延し板に打ち付けながら丸く延す
・ぼっち盛り...水をほとんど切らず一口大に小分けして、一般的に5束ほど盛り付ける
出雲そば
殻付きのまま挽いて作られるため麺が黒っぽく、独特の香りを持つのが出雲そばです。
冷たいそばを味わう「割子そば」が有名で、3段の丸い重箱「割子」を使用しそばに直接つゆをかけて食べます。
まとめ
ご当地そばはそれぞれ製法や食べ方が異なり、その土地の風土やおもてなしの心が表れる料理です。
わんこそばや戸隠そば・出雲そばなど特徴的なご当地そばを、楽しみながら味わってみてはいかがでしょうか。
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歴史ある深大寺そばを、ぜひご賞味ください。